父方の祖父母2
父方の祖父母は仏教ではなく神道だったので、お葬式は今まで見たことのない内容だった。
とつぜん「トントコトントン」と太鼓が鳴り出し、それに合わせて宮司さんが祝詞をあげ
はじめる。ずっとトントコトントコ・・・そして途中だったか最後の方だったかに、
小さなシンバルみたいなものをシャンシャンシャンシャンと鳴らしていた。
初めてのシーンに涙と言うよりも物珍しさの方が大きくて終始ガン見してしまっていた。
宗教によってさまざまな形があるものなんだ。
それからご法事も、仏教では49日、一周忌、3回忌、7回忌と言うが神道のほうは50日祭
とか○○祭と言っていたような記憶がある。
祖父が亡くなった後も、ご法事の度に宮司さんの祝詞をあげるのが見ていて面白かった。
というかその宮司さん自体がお話が面白い人で、宮司だけでは食べていけないので学校の
先生をしているだったか、べつの職業を持っている人だった。そんな話をご法事の時に
するから場が笑いに包まれていた。祖父にとってもその方がいいと思う。
ただね、残念なのは、父の兄弟がイマイチ仲が良くないの。
祖父がなくなり祖母が亡くなってから、わずかな財産を巡って4人兄弟の下二人がワガママを
言い出して、私の父は長男でお人よしだったので、財産はいらないと言い出し、何ももらわな
かったのね。でも仏壇は父が持っているの。それに対して嫁である母は激怒。
今まで、身近でお世話してきたのにってね。
わずかな財産で人間の本性を見てしまったって感じがしたし、そんなんで激怒していた母にも
なんだかがっかりした。だいたい、親の財産に頼ろうと思うこと自体情けないし、そんなのに
頼ろうとするものが骨肉の争いになるのよね。
自分たちでちゃんとたくわえを持っていれば別に余計なことを考えることないよね。
ただ、確かに仏壇があると、思いたくなる気持ちもわからなくはないけど。
2012年2月11日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |
カテゴリー:親戚